北海道観光マスターの資格を持つ管理人が、実際に現地を訪れてレポートする当ブログ「実走北海道2nd」 今回は。。。
松前町にある桜の名所、松前城跡に行ってきました。
2020年のさくらまつりは新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
→報道によると交通規制・駐車場は例年通りの対応、夜桜用ライトもできる限り用意するとのこと。→観光駐車場は閉鎖、公園は観光目的での利用禁止となりました。
目次
3点でまとめると
- 北海道唯一にして日本最後の日本式城郭を中心にした城下町
- 城下一体が公園として整備され、桜の名所になっている
- 早咲きから遅咲きまで約1か月間にわたり桜が咲く
各種情報
駐車場:あり
→通常は無料駐車場ですが、桜開花期のみ1回500円の有料駐車場になります。
トイレ:あり
売店:あり
所要時間:さらっと見て1時間。公園から外れた場所の桜まで見たら2~3時間は必要になります。
特記事項:平年だと4月末頃に開花します。
2020年の開花予想は4月20日となっております。
訪問日:2017年5月など
入り口

街中にある駐車場から松前城に向かうと出てくる門。歩行者のみがこちらを使います。
案内板等
撮影してません。。。
こんなところ
さくら百選に選ばれている松前公園ですが、松前公園内に色々なスポットがあります。
松前城であったり松前神社、光善寺などなど。

松前神社には縁結び木と呼ばれる木もあります。

写真で見ると分かりやすいですね。二つの木がひっついています。
桜の木では無いのが残念ですが(^^;
さくらの見本林も二か所にあり、そこに様々な品種が植えられているので1か月間さくらを楽しむことができます。
公園全体では252種類、約1万本。

その中でのメインの品種はソメイヨシノと南殿(ナデン)でしょうか。
個人的には南殿(ナデン)や関山(カンザン)と言ったヤエザクラ系の名所のイメージです。

手前の白い桜はシラユキヒメかアマヤドリかなぁ。いろいろな品種があるので覚えきれていませんが(^^;

枝垂桜・・・だよねぇ。
写真を見直したらしだれ梅にも見えてきたけど、恐らく桜です。

善光寺の境内には松前を代表する桜の古木、血脈桜があります。

約300年生きる古木。女の姿をした花の精が住職の枕元に現れ、血脈(けちみゃく)を授けられたという伝説があります。
品種的には南殿(ナデン)で松前公園のナデンは全てこの桜が親となっています。

こちらは前述の天神門付近にある夫婦桜。
ソメイヨシノからナデンが仲良く生えている様子から、2007年に夫婦桜とネーミングされました。
ソメイヨシノを台木にナデンを接ぎ木したところ、台木になるはずのソメイヨシノがそのまま成長し、ナデンも共に成長したからこうなったそうで。
松前町では血脈桜・夫婦桜と合わせてもう一本、竜雲院にある蝦夷霞桜を三大銘木としていますが、蝦夷霞桜のみ5月中旬に咲く花なので写真は撮ってません。
総括
4月下旬の南殿・染井吉野に始まり、五月中旬の糸括・紅豊、5月下旬の普賢象までたくさんの桜が咲きます。
やはり一番の見頃は南殿が咲き誇るゴールデンウイークの序盤になるので、その辺りに行きたい場所ですね。
ちょっとした情報1:毎年さくらまつりの時期にだけ会場内で営業するたこ焼きやさん「うしおのたこ焼き」は現役漁師が自ら獲ったタコを使う、この時期限定で営業する幻のたこ焼き屋さんです。
ちょっとした情報2:松前の寒海苔という超高級海苔が存在します。だいたい10枚で5000円ほど。城下町にある「レストラン矢野」ではこの海苔を使って「のりだんだん」というのり弁を販売しているので是非どうぞ。のり弁なのに1000円超える値段ですが。
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