第一滝本館

第一滝本館外観

2023/12/13更新 文章修正。

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北海道観光マスターの資格を持つ管理人が実際に観光地やホテル・お店を訪れてレポートしたり旅行記・宿泊記を書いてる当ブログ「実走北海道2nd

今回は。。。

登別温泉にある第一滝本館に行ってきました。

東館と南館のレポートです。

以下は楽天トラベルのリンク↓

登別温泉 第一滝本館

目次

  1. 各種情報
  2. 部屋
  3. 食事
  4. 温泉
  5. 総括

3点でまとめると

  • 登別温泉の礎を築いた老舗で一番地獄谷に近い場所にある
  • お風呂の巨大さは一見の価値あり
  • 露天風呂に浸かりながらお酒を飲むことができる

各種情報

駐車場:あり(無料)

トイレ:ホテルなのでもちろんあり。

売店:土日祝は7~22時、平日は7~11、14~22時

ネット環境:無線LANあり。有線LAN無し。

設備:温泉大浴場・温水プール・製氷機(有料)

標準チェックイン・チェックアウト:15時イン・10時アウト

特記事項1:安い日の2名1室2食付きが1名13000円ほど。冬の閑散期は1万円切ることもある。

特記事項2:2021年現在、日帰り利用は朝9時~16時まで。休憩室も利用可能で弁当や飲み物等の持ち込みOKです。タオルはありません。2250円。夕方のみの日帰り入浴プランは16時~18時で1700円。

→新型コロナウィルスの影響で休憩室は閉鎖中です。

特記事項3:登別温泉全体の取り組みとして2食付きプランでしか泊まれない制約を段階的に廃止しているので食事なしプランも出てきて泊まりやすくなりました。

特記事項4:宿泊は全館リニューアルした東館がおすすめです。南館も2019年7月6日をもって一部リニューアルしたようです。

じゃらん人気順登別エリア4位。楽天トラベル評価順登別エリア4位。

訪問日:2018年11月 2022年6月など

外観2020

2020年にリニューアルした外観。下の写真はリニューアル前。外から見てもそこまで変わりませんね。

外観2018

入り口からして巨大ホテル。 第一滝本館は本館、南館、西館、東館、佳水館、温泉棟からなる巨大ホテルで、 客室だけでも約400あるそうで。

中には犬を連れて泊まることができる「わんちゃんルーム」もあったりします。

ロビー

リニューアルしたフロント周辺。こちらは個人客専用のフロントで、団体旅行は地下にある専用のフロントにいきます。

専用のフロントがあることでもわかるように、国内・海外問わずひっきりなしにツアーバスが来ていました。そう、コロナ前までは。

いつ回復するかねぇ。。。

部屋

東館 スーペリア東館ダブル

まずは東館。

2018年7月に館全体をリニューアルしてスタイリッシュな館になりましたが、残念ながら窓の外にはすぐに他の建物があるので景色が見えません。

東館の廊下。リニューアルされたばかりなので綺麗。

廊下にある灯りの配置も綺麗に見えるように考えられていますね。

部屋はオートロックになっています。中はベッドにトイレ・シャワールーム、デスク、冷蔵庫と一通り揃っています。

新しいだけあって、水回りも綺麗。

綺麗なシャワールームですが、温泉に入り浸っていたのでシャワーは浴びませんでした。シャワーヘッドも良いものを使っていそうですね。

デスク周りはビジネスホテルそのもの。

ポットには最初からお湯が満タンに入っています。温泉で暑くなるので冷水のポットもあるのが嬉しいですね。

引き出しにはお茶とドリップコーヒーが入っています。

お茶はよくあるティーバッグではなく、温泉旅館にあるような茶筒に茶葉が入っているタイプ。

もちろんお茶菓子もあります。このあたりの用意がビジネスホテルとは違うところですね。

ぬいぐるみはUFOキャッチャーなので気にしないように

デスクの向かいはベッド。各ベッドにランプとコンセント、USB充電ポート独立してが付いているのはありがたいですね。睡眠中に各自のスマホやタブレット等を充電するのに使い勝手が良いです。

持ち込みのUSB充電器としてはankerのを使っていますが、良いですね。androidからiPadまで夫婦でバラバラに持っているものを一気に充電できます。

南館 スーペリア南館ツイン

南館もリニューアル工事が終わって綺麗になりました。

遠いのは変わっていませんが。。。

ベッド

ベッドでゴロンとした後に撮ったので多少シワがあります(^^;

デスク周り

間接照明が散りばめられたモダンなお部屋。

ユニットバス

東館にはドリップコーヒーが設置されているのに、南館にはなかったです。ランクは同じスーペリアなのですが棟によって色々と違いがあるようですね。

食事

ビュッフェ会場

夕食ビュッフェ

夕食は宿泊プランによって部屋食かビュッフェ、朝食はビュッフェのみ。安いプランで泊まっているので当然夕食はビュッフェです。

ステーキ、カニ、天ぷら、刺身と温泉ホテルらしいおかず

団体客が来るような大きなホテルなので、夕食のビュッフェ会場も大きなものでした。

メニューの中にはズワイガニやカニ飯、イクラや名寄煮込みジンギスカンがあったりと観光客が喜びそうなものもたくさん。

個人的には海老の天ぷらが揚げたてなので美味しかったかな。

夕食ビュッフェ

特筆すべきばジェラートの美味しさ。過去のホテルビュッフェでは一番美味しかったかも。かなりおすすめです。

全体的な夕食ビュッフェの印象は「普通にまんべんなく美味しい」です。この値段でこの味なら良いかなという味。

朝食ビュッフェ

前に比べたら美味しくなったかな。

THEモーニングなもの。
焼き魚類
ソフトクリーム

ソフトクリームの機械はあまり使っている人を見ませんでしたが、夕張メロンソフトがあるので是非食べてみましょう。その辺のメロンソフトよりもメロン感が強いです。おすすめ。

とってきたもの1

鬼の器が登別温泉らしくていいですね。

アジア系の従業員の故郷の味をアレンジしたメニューもありましたが、個人的には朝からは「濃い」感じがしました。夜なら美味しく頂けるんでしょうけど。

夕張メロンソフトクリームとフルーツ

夕張メロンソフトは必ず食べるべきものですね。

朝食の中で一番印象に残りました(^^;

温泉

温泉については言わずもがな。過去宿泊した中では最強の温泉ホテルです。

温泉棟の模型。
案内図と風呂の種類

温泉の建物だけでその辺のホテルくらいある大きな建物に男女各10以上の湯舟が用意されています。長いこと北海道マニアをやっていますが、泊まったことがなかったので度肝を抜かれました(^^;

別府の杉乃井ホテル(1200坪)も大きいなと思いましたが、こちらはさらに大きく1500坪あるそうで。

泉質は硫黄泉・食塩泉(塩化物泉)・酸性緑ばん泉(含鉄泉)・芒硝泉(硫酸塩泉)・重曹泉(炭酸水素塩泉)の5種類。

日本の温泉は10種類に分けられていますが、そのうち5種類をこの施設だけで味わうことができます。

また、露天風呂には売店があって生ビールを購入することもできます。

料金表

結構昭和感がありますが、飲酒しながら温泉満喫とかやってみたい。タイミングが悪くて売店が閉まっている時にしかお風呂にいってないんですよねぇ。

朝はやってないので注意が必要です。

総括

ここは何と言ってもお風呂!

この巨大なお風呂はちょっと他では見たことがないですね。流石に施設自体が古くなっているので洗い場が狭くて衝立がなかったりと多少の不満はありますが、補って余りある温泉の種類。

問題は団体客にとっても行きやすいホテルであること。特に中華系の方が初めて日本に来る際に選ばれがちで、まだマナーを知らない人が多い上にはしゃいでいるのでやかましいのがマイナス点。複数回来ている人は日本のマナーに合わせてくれるんですけどねぇ。

ちょっとした情報その1:安いパックツアーでこのホテルを利用すると南館をあてがわれるそうですが、これがひたすら温泉まで歩くので注意。温泉棟の中もやたら広いし。ビュッフェで摂取したカロリー分をウォーキングで消費させようというホテルの優しさということにしておこう。

ちょっとした情報その2:ホテル側は明言しませんが、某国の団体旅行とは時間か食事会場を可能な限り合わないように設定してくれているので、ホテル側の指定に従うのが吉。今回も19時からの食事とやたら遅かったのですが、団体旅行とは会いませんでした。

日帰り入浴用休憩室

ちょっとした情報その3:温泉のシステムが素晴らしいです。宿泊客はチェックイン前と後に利用可能。なので1日目朝9時から朝風呂→14時チェックイン→2日目10時チェックアウト→16時まで日帰り利用満喫といった利用の仕方が可能です。しかもその間出入り自由なので、お風呂→地獄谷等の散策→お風呂→チェックインも可能。→コロナ禍で休止中。

注意事項:10時~14時くらいに浴槽清掃が入ります。2日に1回全ての浴槽の湯を抜くペースなので、いくつかある浴槽の半分は使用できません。宿泊すると全ての湯に浸かれます。

温泉飲み場

日帰り温泉の入り口付近には温泉を飲める場所も設置されています。

参考リンク
https://takimotokan.co.jp/ja/

登別温泉はまほろばもおすすめ:https://jissohokkaido.com/2020/10/10/4437/

登別温泉の温泉まとめ:https://jissohokkaido.com/2020/10/17/4493/