北海道ならではの食べ物とお取り寄せ ~素材編~

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北海道観光マスターの資格を持つ管理人が実際に観光地やホテル・お店を訪れてレポートしたり旅行記・宿泊記を書いてる当ブログ「実走北海道2nd

今回は。。。

北海道を旅するようになって約30年。移住してから8年が経ちました。その間に食べた北海道ならでは食べ物や現地で買って帰ったお土産をご紹介します。

その辺のまとめサイトとはひと味違う商品を北海道マニアのプライド(薄っぺらい)を持ってご紹介。というより共有したいくらい美味しい!

リンクから買ってくれるとなお嬉しい!

のですが、いつか道内を自由に旅するときが来たら現地でゆっくりと堪能して行ってください。間違いなく現地の方が美味しいので。

猿払のホタテや厚岸の牡蠣、道内の毛ガニなどだれもが知っているものはスルーしてます。アフィリエイト的にはそっちの方が儲かるんだろうけど、ここはあくまで自分が良いと思ったもの・こと・場所を紹介するブログなので。

目次

海産物

  1. 生ほっけ
  2. 殻付きうに
  3. 道東のあさり
  4. 生花苗沼のしじみ
  5. 生のにしん
  6. 道北の水タコ

農産物

  1. アスパラガス
  2. とうもろこし
  3. メロン
  4. じゃがいも
  5. ?????

畜産物

  1. びらとり和牛(平取牛)
  2. えりも短角牛
  3. 星空の黒牛
  4. どろぶた
  5. 中札内田舎どり
  6. 焼尻サフォーク

ではまず海産物から。

海産物

生ほっけ

生ホッケを使った料理は北海道民は必ず食べたことがある食べ物なのですが、レストランやホテルバイキングでは食べることができない幻の一品。観光客が来ないような町の定食屋さんでは売られていることもあります。

新千歳空港に近い場所では千歳市の「柳ばし」なんかでホッケフライ定食があります。またはなまる・函太郎などの高級回転ずしでも寿司でたべることができます。

ホッケフライ
下の三つがホッケフライ。右上のはホタテフライ。

生ホッケは北海道に来た時に食べていただくしかないのですが、ホッケの干物も道外のものとは大きさが違います。1匹で2人分くらいは余裕であるサイズ。ぜひ食べてみてほしい。


殻付きウニ

北海道民だからと言ってウニ食べ放題というわけではありません。が、活のウニを食べることができるのはならではかもしれません。

うに

上の写真は養殖場でのひとこま。

北海道のスーパーでは殻付きウニを見かけることもありますが、自分でやってみると食べるまで結構めんどうです。ウニの値段の大部分は人件費だというのが分かります。頑張ってもウニの折の短辺1列分にしかならないからねぇ。

道東のあさり

北海道で驚いた食べ物の一つ。比較の為に単三電池を置いてみましたが、私が知っている安い値段のアサリの大きさじゃなかったです。これが道内のスーパーでは100g98円とかで売られているときがあります。アサリも大きい方が美味しいですね。

根室のあさり

通販だと値段的にここになりますかね。産地も根室なら文句なしです。


※名古屋周辺の海で売られている大アサリはウチムラサキという貝で、上に載せたアサリとは全く違う品種になります。

生花苗沼のしじみ

生花苗沼(オイカマナイトー)のシジミ。道北の天塩や道東の網走もシジミの産地なのですが、生花苗沼のシジミは特別で5cmくらいある「小さくて黒いハマグリ?」と思ってしまうサイズです。

ただし漁は年に一日しかない上に生花苗沼のある大樹町周辺と札幌が主な販売場所なので、道内でも知らない人が多いと思います。私もここに掲載できるような写真がない。。。


生のニシン

2020年以降は豊漁(と言ってもここ十数年の中では獲れている程度)になっていて道内あちこちのスーパーで売られていますが、なかなか道外では食べる機会がありませんね。

生ニシン

ぜひとも味わってほしいのは刺身、炙り、焼魚、煮付などの生のものを直接料理したもの。春告魚の名の通り春先からスーパーに生魚や刺身が並ぶのでぜひ手にとって欲しいところ。

お魚を捌ける人は丸ごと冷凍したものを。刺身のうまさは道内で獲れる魚の中でも最高クラスです。

ちなみに上の写真の鰊はそのまま、中に入っている数の子ごと塩焼きにして食べました。


道北の水たこ

北海道の道北地方で漁獲される水タコもおすすめ。道内各地で足一本から売られているのですが普段本州でみかける真蛸に比べるとデカすぎる大きさ。

タコの足とスマホ

最近は真蛸が獲れない上に輸入も少なくなったので本州の方でもかなり出回るようになっているかな。たこのしゃぶしゃぶやタコザンギなんかで食べるのがおすすめ。タコの卵を漬け込んだ珍味やタコの卵をすりつぶしてかまぼこにしたものなんかもあります。


農産物

アスパラガス

北海道の春を代表する農作物。名寄ではアスパラまつりが行われるくらい。

収穫するまで3年かかるのである程度の値段は仕方ないかなぁ。旅人として北海道を訪れた際には帰り間際に農産物直売所で購入するのがいいと思います。少しでも曲がっているとB級品扱いになって安くなります。

お土産店のものは絵に描いたようなアスパラガスで奇麗ではあるんですが、味は曲がっていても変わらないので。

アスパラガス

通販で購入する場合には「4L・空輸・冷蔵便」を選ぶと美味しいものに当たる確率が高くなります。太い方が明らかに甘いですし、鮮度が落ちると一気に美味しさが無くなってきますので。

楽天市場だとこのあたりでしょうか。


茹でるときは下の硬い皮を剥いて、剥いた皮を含めて茹でましょう。茹でた後の汁は皮を捨ててベーコンなどを入れてスープにしても美味しいです。

丸ごと焼いても美味しいのですが多少えぐみがあるので苦手な人もいると思います。

とうもろこし

言わずと知れた北海道産とうもろこし。道民は「とうきび」道南の方では「とうきみ」ともよばれています。ひと昔前と比べると何を食べても甘さがガツンとくる品種ばかりになりましたね。最近の品種を鮮度の良い状態で初めて食べたときは「砂糖かけた?」と思ったくらい。

白と黄が混ざったとうもろこし、ゆめのコーン
バイカラー系とうもろこし、ゆめのコーン

とうもろこしもアスパラガス同様に美味しさが抜けていくのが早い農作物の一つです。採れたてが一番美味しくて、気温と日にちによってどんどん味が抜けていきます。なのでこちらも通販で購入するなら「冷蔵・空輸」がおすすめです。気温30度に一日おくだけで甘みが半分くらいになるとか。

農作物の糖度は昼と夜の寒暖差が大きいと甘くなるので本州のものより全体的に美味しい。

どうせなら白と黄色がセットのものを。来年の返礼品なので品種未定のようですが。


白ならピュアホワイトやホワイトショコラ、黄色ならゴールドラッシュや恵味ゴールドかな?バイカラー系のものは入らないようですが、ドルチェドリームもおすすめの品種。

メロン

北海道でメロンといえば夕張メロンが有名ですが、自宅用にお勧めするのは安平町の「アサヒメロン」と栗山町の「日原メロン」です。

夕張メロンはキング系品種で柔らかくジューシーですが、追熟が早いので空輸がおすすめ。しかし空輸すると元々高い上に送料も高くなってしまう(^^;

そこでお勧めなのがアサヒメロンと日原メロン。レッド系品種は追熟に時間がかかる反面、熟せばキング系よりも甘くなります。夕張メロンよりも安くて美味しいメロンになる上に、果肉は赤いので北海道のメロン感もあります。

カットした夕張メロン
これは夕張メロン

道民だと、アサヒ、日原、らいでん、摩周、富良野、ほべつと色々あるので、特別な時以外は夕張メロンはあまり食べないんじゃないかな。同じ値段なら夕張を優先しますが。


じゃがいも

北海道の代表的な農作物。メークインや男爵の他に本州でも売られるようになって久しい「きたあかり」や「インカのめざめ」、赤い皮の「レッドムーン」中まで紫な「シャドークイーン」など名前が中二病的なのはさておき色々な品種で売られています。

北海道の直売所のお芋コーナー

写真が恵庭のものしか見つからなかったけど十勝の直売所に行くと15種類くらい並んでいるところもあります。

おすすめはデストロイヤー(正式名称グランドペチカ)という品種。

カレーや肉じゃがのように煮込んでもポテトサラダにしても美味しい万能なお芋。芋の色が赤黒のまだら模様なので往年のプロレスラーになぞらえてつけられた通称のデストロイヤーの方が正式名称より有名になりました。病害虫に強いので主に園芸品種として。


?????

書きかけたのですがネット上では手に入らないようなので買えるようになったら埋めます。

畜産物

次は畜産物。広大な牧場が広がるので当然お肉もたくさん。そして美味しい。

ホクレンでは「にくのくに北海道」と名付けてキャンペーンをしています。

びらとり和牛

色々なブランド牛がありますが、北海道を代表するブランドになっているのは白老牛でしょうか。札幌を代表する焼肉チェーン「徳寿」でも出されているので道外の人も知っている人が多いと思います。

が、おすすめするのは同じように最高級の味の黒毛和牛なのに価格が抑えられていて、かつ札幌から比較的近い場所で食べられるびらとり和牛(平取牛)です。脂まで美味しいです。

平取温泉ゆからの和牛の直売所

上の写真はびらとり温泉にあるびらとり和牛の直売所。


えりも短角牛

えりも町の牧場で育てられている短角牛。海風からミネラルを摂取した牧草で育つ短角牛は赤身が美味しいので歳とっても美味しく頂けます。えりも町以外ではあまり出回っていませんが、脂より赤身の味が重要という人にはおすすめの肉牛。

写真がない。。。


星空の黒牛

標茶町釧路湿原の横で摩周湖の伏流水と釧路に流れ込む海霧で育つ牧草を食べて大きくなる黒牛のお肉。ここのは脂と赤身の味のバランスが良いお肉です。

摩周湖近くの欣喜湯別邸忍冬、星野リゾートトマム内レストラン、新富良野プリンスホテルのル・ゴロワ、真狩村のミシュランガイド掲載店マッカリーナなどなどで提供されています。

楽天トラベル予約サイト:お宿欣喜湯 別邸 忍冬(SUIKAZURA)

星空の黒牛のチーズ入りメンチカツ

上の写真は鶴居村のつるぼーの家で販売されている星空の黒牛を使ったメンチカツ。注文後に揚げてくれるのでとても美味しい。

どろぶた

十勝の森と牧草地でほうぼくされて育つ豚。名前の通り泥をからだにたっぷりぬりつけ、そして自由に食べる豚は臭みが極限まで抑えられていて美味しい。新富良野プリンスホテルのル・ゴロワなどで食べることができます。買うならきたキッチンやマックスバリュ。

写真がない。探せばあるはずなので見つかったら追加します。


匂いが少ないのでロース肉がとっても美味しいです。

中札内田舎どり

中札内村の道の駅で売られているから揚げの鶏といえば分かる人も多いかと思います。

中札内田舎どりのから揚げ

揚げたら売れるので揚げたてがほとんど、休日はよく並んでますね。ヨモギなどを使って漢方薬的に鶏を管理しているので鶏に対する薬剤投与期間を減らして安全でおいしい肉になるのだとか。

美味しければなんでもいいです(笑)

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焼尻サフォーク

北海道と言えばジンギスカンですがそのほとんどがオーストラリアやニュージーランドから輸入したお肉を使っています。ラムが美味しいお店は輸入の際の目利きなんでしょうね。美味しいと評判の旭川の大黒屋も輸入肉です。

大黒屋のジンギスカン

上の写真は大黒屋。

道産の羊肉もあるにはあります。そのひとつが日本海に浮かぶ焼尻島で育てられている焼尻サフォーク。23年8月末で閉鎖される危機を乗り越えて出荷されているサフォークです。

道内産サフォークは士別のものしか食べたことがありませんが、これから先も離島で頑張ってほしい応援をこめておすすめ。


思いだしたら追加します。食べ物全てが美味しい北海道は素晴らしいですね。

余談。北海道フードマイスターの資格を狙ってテキストを買いましたが、これは取得が難しそうな資格ですねぇ。観光マスターは北海道に遊びに行ってると勝手に身につく知識ばかりでしたが、食を仕事にしていない人には難しそうです。

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