2023/11/19更新 写真など追加
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北海道観光マスターの資格を持つ管理人が実際に観光地やホテル・お店を訪れてレポートしたり旅行記・宿泊記を書いてる当ブログ「実走北海道2nd」
今回は。。。
「青い池はいつ行けばいいのか?」20回以上見てきた経験で得られたものを基に、自分なりのおすすめの時期・時間をまとめました。
情報を集めてから計画しないと「青くない ガッカリ」なんてことになりかねません(^^;
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目次
3点でまとめると
- 見るだけなら午前中から昼過ぎまでがおすすめ
- スマホやコンパクトデジカメなど、偏光フィルター無しのカメラで写真を撮りたいならお昼前後がおすすめ
- 前日の雨で綺麗にみれないこともあるので運次第と心得ておく
青い池について
マックの壁紙に使われた美瑛の青い池は世界的に有名な観光地の一つになり、池をブルーポンド、流れ込む川をブルーリバーと呼ばれたりするようにもなりました。
しかし、実際に行ってみると「青くない」「こんな程度か」とがっかりする方もも結構いらっしゃいます。
なぜ「青い」時と「青くない」時があるのか。
この青い色、水中にある粒子に光が反射して青く見えると言われています。なので太陽光がどう当たるのかが一番のポイント。
さらに前日が雨だと泥水が流れ込んで綺麗ではないですし、曇りより晴れの方が光が強くて綺麗な青を目にすることができます。
天気は操作できませんが時期と時間は都合をつければなんとかできることもあるので、本当に「青い」青い池を見たい方は、予定を青い池が一番青く見える時間帯に組み込みましょう。
結論から書きますと、青い池が青く見えるおすすめの時間帯は10時頃から春・夏(4月上旬~9月上旬)は13時頃まで、秋(9月中旬~11月上旬)は12時までです。また、前日や当日が雨ではないこともポイント。
あくまでも個人的な意見です。
各種情報
駐車場:あり(有料・普通車1回500円)
→2020年4月からの有料化に伴い利用時間が設定されました。5月~10月は7時~19時、11月~4月は8時~21時半。車中泊はできないので注意が必要です。
トイレ:あり(通年利用可)
売店:あり(冬季休業)
見学所要時間:30分から1時間。
→ちなみに・・・道の駅から青い池まで歩くと30分近くかかります。散歩には良いかもしれませんが、急ぐ方は要注意。
青い池を見学する時期と時間はこんな感じです。
- 1月 昼:雪原 夜:ライトアップ
- 2月 昼:雪原 夜:ライトアップ
- 3月 昼:雪原 夜:ライトアップ
- 4月 昼:上旬に融けはしめ、下旬には青い池 夜:ライトアップ
- 5月 昼:青い池(GWは1時間ほどの渋滞覚悟) 夜ライトアップ無し
- 6月 昼:青い池 夜:ライトアップ無し
- 7月 昼:青い池(海の日連休は1時間ほどの渋滞覚悟) 夜:ライトアップ無し
- 8月 昼:青い池(お盆はひたすら渋滞) 夜:ライトアップ無し
- 9月 昼:青い池(SWは30分ほど渋滞覚悟) 夜:ライトアップ無し
- 10月 昼:上旬青い池、下旬に落葉松の黄葉と青い池 夜:ライトアップ無し
- 11月 昼:初旬に落葉松の黄葉と青い池、中旬以降雪原 夜:ライトアップ
- 12月 昼:雪原 夜:ライトアップ
時間による見え方の違い
経験上、夏の快晴の日の南中時間前後が一番きれいに青く見えた時間です。
上の写真はキャプションに書いたように秋の14時半ごろ。北海道の10月は16時半~17時には日が沈むので、日の入り2時間前くらいの時間帯でしょうか。
曇天も相まって「青い」というより「みどり」といった感じの池になっています。
こちらは少し晴れ間が見えますが、曇天の13時頃。日の入りの4時間くらい前。最高の状態に比べたら少し緑がかっていますが、これなら青い色といわれても納得できますね。
100点の青い池。晴天の昼過ぎ。見事なくらい青く見える青い池です。写真を撮るならこのくらいの時間がベストだと思います。
が、ものすごく人が多くて土日や連休中は道路が渋滞することもある時間なので少し覚悟が必要です。
晴れの朝の写真。このくらいの時間の方が空いていてゆっくり見ることができますが、スマホでは上の写真のようになって上手くとれないかも。
表面に反射して鏡のようになるのでデジカメには偏光フィルターが必須ですね。
道の駅ビルケで車中泊して早朝から見に行った青い池。やはり太陽がある程度上に来ないと鏡みたいになりますね。見る分には青くてきれいなのですが。
このように時間によってかなり見え方に違いがあります。そして太陽光線の強さによるのか天気によっても見え方がだいぶ違います。
秋の青い池
10月下旬から11月にはカラ松が紅葉して青い池のバックに黄色い林が現れます。
上の写真は旭山動物園のついでに寄っただけなので日没が近く青みが足りませんが、コントラストが綺麗なのでおすすめです。
ここをメインに行っても良かったなぁと後悔しました。
で、リベンジしに行ったときの写真。
あのアップルの壁紙になった有名な一枚も10月の雪で撮った1枚だそうです。この時期は雪が突然ドサッと降ることもあるので運が良ければ見ることができるかもしれません。
毎年11月1日からは青い池のライトアップが始まります。
11月中旬からは池が凍って雪原のライトアップのようになるのですが、上旬だとまだ凍っていないので木々が池に反射して幻想的な光景になります。
冬の青い池
もちろん、冬は凍ります。青い池ってなぁに?状態。
美瑛川の方は流れがあるので少し青い池のような状態を見ることができます。これはこれで綺麗なので時間のある方は行ってみてください。
こちらは冬のライトアップ。青い池ライトアップという名の雪原ライトアップですね。ライトの付き方がどんどん変わるので、氷点下の夜に10分くらいは見ることになるかと。
わざわざこれをメインに見に行くこともないけど、冬の美瑛や旭山動物園に行くならおすすめです。
早春の青い池
氷の薄いところが解け始めた青い池。狙っていくのは大変かもしれませんが、これはこれで良いかもしれませんね。
総括
天候はどうしようもないしツアーバスだと時間がきめられていたりするので諦めるしかありませんが、個人で行く方は少しでも綺麗な青い池を見るために予定を立ててみましょう。
最高の状態の青い池を見たら、何回でも行きたくなること間違いなしです。
なお、車載ナビやグーグルマップを使うと真っ直ぐ青い池の駐車場に向かいますが、道の駅ビルケから道路案内標識通りに青い池を目指すと上の写真のような綺麗な風景に出会えます。
この道路も見逃さずに通りましょう。
おまけ。白髭の滝
青い池の源流になる川。
夜にはライトアップしています。
Googlemapの航空写真でも青さが分かりますね。
参考リンク:https://biei-hokkaido.tokyocameraclub.com/
まっすぐ美瑛方面に行くと美瑛神社に着きます:https://jissohokkaido.com/2020/02/17/2161/
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