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北海道観光マスターの資格を持つ管理人が実際に観光地やホテル・お店を訪れてレポートしたり旅行記・宿泊記を書いてる当ブログ「実走北海道2nd」
今回は。。。
木古内町にあるサラキ岬のチューリップ園を行ってきた時の写真を交えてご紹介。
目次
3点でまとめると
- 幕末の船、威臨丸が沈む岬
- 毎年ゴールデンウイークの頃にチューリップが見頃になる
- 道路を挟んで鉄道の線路があるので、運が良ければ花と撮れる
各種情報
駐車場:あり
トイレ:あり
売店:なし(チューリップフェア期間中のみアリ)
特記事項:ゴールデンウイークの頃に地元有志が植えたチューリップが見頃になります。同時にチューリップフェアとしてイベントや売店もオープンします。桜の時期が早くずれてもチューリップはそこまで早くならない。
訪問日:2016年5月1日9時頃、21年4月29日11時頃、23年4月22日15時半など
所要時間:15~30分
入り口
撮っていません。
函館から松前方面に向かう途中のカーブに入り口があります。
案内板等
撮っていません。
威臨丸に関する案内板があった気がします。
こんなところ
ちょうどゴールデンウイークに行ったので鯉のぼりがはためいていました。
一番奥にあるのが威臨丸の模型。
以下は威臨丸の解説なので読み飛ばしてOKです。
→威臨丸はオランダで造られ、江戸幕府が所有していた西洋式船舶です。二米通商条約の折にアメリカ本土へ派遣されたり、小笠原諸島に派遣され父島・母島探検を成功させるなどなにかと遠くまで派遣されていた。
→酷使が祟ったのか故障が頻発して蒸気機関を撤去し帆船となるもまだまだ現役。戊辰戦争でも使用されるが修理中に新政府軍に拿捕される。明治の代になったのち小樽へ向かう途中で嵐にあい、このサラキ岬で沈没したようです。
このサラキ岬、浦東に海に突き出た形をしているので風がとても強いです。
上の写真のプレハブ小屋が売店なのですが、お客さんが来るまでは窓が閉まっているくらい風がきつい。
砂ぼこりも舞いやすいので注意が必要です。
当時のオランダ北海道人会会長から、威臨丸の生まれ故郷であるオランダの国花を植えてほしいとチューリップが贈られたのが始まりだそうで、現在では5万本のチューリップが植えられています。
23年は函館の桜の開花が早すぎてチューリップの開花が間に合わずにずれてしまいました。例年は桜の時期に見頃になるんですけどね。あとで聞くとゴールデンウイークには見頃になっていたそうです。桜は散っていたらしいですが。
ちなみに函館方面から来ると左側にサラキ岬、右側は道南いさりび鉄道の線路があります。
時刻表が置いてあるので列車が通る時間は分かるのですが、上の写真はそれを見ている間に来たので通り過ぎた後(^^;
運が良ければ四季島が通るかもしれません。
鉄道写真がうまい人はここで四季島を撮ったりしているようです。
総括
松前城に行く途中にあるので寄りやすいとおもうのですが、わりと通り過ぎる車が多い印象です。
以前はここが貴重な休憩スポットでしたが、道の駅みそぎの郷きこないが出来たので休憩する人も減りましたね。
チューリップの時期だけでなく、海を見渡しても気持ちいいので寄り道スポットとして良いと思います。
道南の桜名所に行くついでスポットとしてどうぞ。
北斗市の桜:https://jissohokkaido.com/2024/03/14/12094/
参考リンク:http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/tourism/midokoro/sarakimisaki/