2024/10/15 新規
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北海道観光マスターの資格を持つ管理人が実際に観光地やホテル・お店を訪れてレポートしたり旅行記・宿泊記を書いてる当ブログ「実走北海道2nd」
今回は。。。
新冠町にあるディマシオ美術館の敷地内グランピング施設、ディマシオグランピングビレッジで泊まってきました。
グランピング初体験です。
じゃらん宿泊予約サイト:Di-Maccio Glamping Village
楽天トラベルの宿泊予約サイト:予約不可
目次
3点でまとめると
- 新冠町にあるグランピング施設
- ディマシオ美術館の奥にあり、宿泊するとナイトミュージアムを楽しめる
- 夜は牛と蟹の炭火焼、朝はビーフシチューが楽しめる
こんな人におすすめ
ディマシオ美術館に興味がある人。グランピングがやりたい人。
各種情報
駐車場:あり(グランピング棟の隣に停めれます)
売店:なし(缶ビール等の販売が美術館であります)
特記事項:2名1室1食付の安い日で1人40000円ほど。
設備:ベッドルーム棟、水回り棟、ガゼボ(バーベキューテーブルのあるリビングテント)、ハンモック、薪ストーブ×2などなど。
→ホテルと違ってパジャマ・ボディーソープ・シャンプー・リンスが無いので注意。
ネット環境:無線LANあり・有線LANなし
→無線LANはベッドルームから電波が出ているのですが、ドアを開けて置かないとWi-Fiが炭火まで届きません。
標準チェックイン・チェックアウト:15時イン・11時アウト
訪問日:2024年10月
部屋
チェックインは美術館で行います。
ひと通り手続きが終わるとグランピング施設まで案内してくれるので車で付いていきましょう。
3Dプリンターで作成されたグランピング施設は全部で3つあるのですが、これが今回宿泊したSINTA
まあるい建物が3Dプリンターで作られたベッドルームです。
ちなみに3Dプリンターで作られた建物(SINTA)は宇宙をテーマにした芸術作品なので、宿泊者は芸術の中で眠る形になります。
他の2棟も形とテーマは違えど芸術作品となっています。
ベッドルームを開けるとこんな感じ。
クイーンサイズのベッドが入っています。
入り口横には地上波やクロームキャストが使えるテレビがあります。他はWi-Fiやフロント呼び出し電話、懐中電灯くらいしかありません。
玄関は無く、そのまま靴を履いたままベッド横まで行き、靴を脱いで布団の中へ。
向かいにある蚊帳の中にはこの宿泊で一番お世話になるであろう野外リビング。屋根で覆われているのでよほど天候が悪くない限りはここで過ごすことになるかと。
真ん中のテーブルには食事の用意と共に炭火台が置かれます。
ランタンとJBLスピーカー。
ベッドルームにiPadを置いてWi-Fiを使ってストリーミングし、Bluetoothでスピーカーまで飛ばして聞いていました。
こちらはガスコンロ
網と鉄板が使えるので炭火が苦手な人も安心。
自分たちは翌朝も炭をおこしましたが、こちらのガスコンロを使って調理することも可能。
ポータブル冷蔵庫。USBコンセント付き。
外で炭火を使って食べるときの飲み物や、追加で持ち込んだ食材は基本コチラで冷やしましょう。
蚊帳の外には簡易的なシンクもあるので食材や手を洗うのも便利。
リビングから見て右側の向かいにあるのが水回りが集まった棟
前にはハンモックがあります。
中に入ると左手にシャワートイレ
右側にはレインシャワー付シャワールーム
ドライヤー完備の洗面台
至れり尽くせりなので野外だということを忘れそうですね。
水回りは共同施設ではなく、一組に一つあるので好きなように使えます。
冷凍冷蔵庫も置かれていて中にはドリンクの他、明日の朝食が用意されています。
明朝はこれを温めたり焼いたりしてセルフで朝食を作ることになります。
あくまでキャンプですからね。
冷凍庫にはトップバリュの氷がどーーーん。
冷蔵庫の上にはドリップコーヒーと電気湯沸かし器。スノーピークのカップ×4とディマシオ美術館オリジナルマグカップも。
なお、写っているドリンクやコーヒー、氷は全て無料で飲むことができます。
せっかくなので全体を夜に撮影したのがこちら。
かなり明るいですね。
実際、読書ができるくらいの明るさでした。
焚火台も二台。ひとつは調理ができる動かないタイプのもので、もう一台は移動することができて暖がとれるもの。
両方共に薪を買った人だけが使用できます。なお、薪の持ち込みは禁止。
1つ1100円ですがホームセンターで販売している1000円分くらいはあるので、良心価格です。着火剤も3つくれます。
食事
キャンプの一番の楽しみといえば食事。それはグランピングでも変わりませんね。
炭は17時~17時半くらいに持ってきてくれます。
もちろん火が付いた状態で。
予備の炭もここで燃えている量と同じくらいはあるので結構長めに使えます。
夕食
今回の食事はAコース。
炭火焼を楽しむコースです。写真は2人前。
タラバガニ、こぶ黒牛、つぶ貝のアヒージョ。ビールと澪は持ち込みです。
タコの炊き込みご飯
参鶏湯。この参鶏湯は丸鶏ではなく手羽元が使われているので食べやすいですね。
温めて食べるのですが、ガスにかけていたのを忘れて吹きこぼれかけたのでちょっとダッチオーブンが汚くなっています(^^;
調味料はこんな感じ。ステーキ皿や出汁醤油、カニ酢などとくに変わったものはありません。
まぁほぼ使わなくても食べられるものばかりなのですが。
こぶ黒牛。
わさびで食べると美味しい。本当に美味しい。
調理を始めると黒い毛玉がやってきました。
ディマシオ美術館の子なので遠慮なくかわいがりましょう。
なお、チュールの持ち込みも可能です(確認済)
朝食
朝食は冷蔵庫に予め用意されているものを温めたりして食べることになります。
左上の鍋の中にはビーフシチュー。
パンとスライスチーズ、ハムが用意されているのでホットサンドにします。
コーヒーは森彦のドリップコーヒーが用意されていました。が、砂糖とミルクはありません。
目覚ましはブラックコーヒーでということなのでしょうか。
できあがったらこんな感じ。
ほろしり牛乳は新冠の道の駅で購入して持ち込んだもの。
ビーフシチューがめっちゃ美味しいです。
ちなみに、バターも一つあるので普通にトーストでも良いし、夕食のアヒージョを置いておいて朝食のパンを浸すのもアリです。
温泉
残念ながら温泉はありません。
専用のシャワールームがあるだけでもキャンプとは思えない居心地のよさですが、どうしても温泉に入りたいなら近所の新冠温泉まで行くことになるかな。
近所と言っても車で30~40分かかりますが。
新冠温泉レコードの湯:https://jissohokkaido.com/2021/03/07/5355/
総括
最高のグランピングが楽しめる場所でした。
夜の星空も素晴らしいです。たまたま10月キリン座流星群にあたる日だったので15分ほど見上げているだけで数個の流れ星を見ることが来ました。
晴れるとスマホですらこれくらい撮れる満天の星。
宿泊者限定ナイトミュージアムといい、素晴らしい体験ができる場所でした。
持参した方が良いもの
飲食物:炭はたくさんあるけど焼くものは少ない。普通に1食分ありますが、バーベキューを考えると量は少なめだと思うので追加で焼くものを持っていくのがおすすめ。同様にビールやジュースもほとんど無いに等しいので持参しましょう。焚火を楽しむ人はそれ用のものも。道外民向けに具体例を出すとホッケ、ベーコンあたりが鉄板。アヒージョがあるのでマッシュルームもあり。
各種調味料:基本的な調味料はありますがアウトドアスパイス等はないので必要な方は。
アウトドア用チェア:焚火をするなら必須。かんたんに焚火前に動かせるチェアがないので。
虫よけスプレー・蚊取り線香:新冠の山の中なので虫も多いです。蚊帳があっても入り込んでくるので蚊帳の中でアウトドア用の強力なものを使いましょう。
ちゅ~る:夕食を食べていると匂いにつられて猫がやってきます。猫用の食べ物の持ち込みもできるので買っていきましょう。ネコチャンカワイイ。
時間つぶしグッズ:そんなに必要ないとは思いますが。ナイトミュージアムだけでも結構楽しめますので。花火は線香花火程度なら大丈夫です。
おまけ
横のテーブルには羊がいました。
おまけ2
こんかい食べなかったBコースはこんな感じ。
温めるだけ、並べるだけで食べられるメニューになります。
じゃらん宿泊予約サイト:Di-Maccio Glamping Village
楽天トラベルの宿泊予約サイト:予約不可
参考リンク(公式サイト):https://www.dimaccio-glamping.jp/