平成館 しおさい亭

2023/12/05更新

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北海道観光マスターの資格を持つ管理人が実際に観光地やホテル・お店を訪れてレポートしたり旅行記・宿泊記を書いてる当ブログ「実走北海道2nd

今回は。。。

函館市湯の川温泉にある平成館しおさい亭に泊まってきました。

旅行会社のサイトで1泊2食かつ部屋に温泉付きで1人15000円を切る価格(クーポン利用)だったので。

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目次

  1. 各種情報
  2. 部屋
  3. 食事
  4. 温泉
  5. 総括

3点でまとめると

  • トーホウリゾートが運営する湯の川温泉のお宿
  • 部屋から津軽海峡や函館山が覗ける
  • 露天風呂付の部屋が狙い目

こんな人におすすめ

自分のような露天風呂付き客室初心者。平日の低価格湯の川温泉を狙っている人。美味しい夜ごはんビュッフェを食べたい人。

各種情報

駐車場:あり

売店:あり

特記事項:2名1室1食付の安い日で1人12000円ほど。そこから旅行会社のクーポンで露天風呂付き客室が10000円を切ると破格。

設備:温泉大浴場・サウナ・売店・自動販売機・宴会場

ネット環境:無線LANあり・有線LANなし

標準チェックイン・チェックアウト:15時イン・10時アウト

訪問日:2023年10月

海が広がるラウンジ。ウェルカムコーヒー等のドリンクがあれば完ぺきだった。

部屋

今回宿泊したお部屋は露天風呂付き和室。

安宿(クーポンやタイムセールを含むけど)しか泊まらないので露天風呂付き客室は今回が初めてです。

標準的な和室の旅館って感じですね。定員は5名だそうで。

お茶とお茶菓子。和のホテルの定番。

空気清浄加湿器、湯沸かしポット、テレビなど。テレビの小ささが古さを感じさせます。

まぁ昔のように14インチのブラウン管に100円タイマーまではついていませんが。

こちらはユニットバス。このあたりは標準的という言葉がぴったりかな。

縁側の方にあるテーブル。海を見ながらくつろげる場所ですね。

大きめの冷蔵庫はからっぽ。冷凍スペースもあります。

ビールを飲む人は冷やしておきましょう。

タオルがここにも用意されているのが嬉しい。大浴場用には別に用意されています。

こちらがベランダに設置されている浴槽。客室露天風呂になります。

二人で体育座り(三角座り)か一人で足を延ばすかでいっぱいの大きさです。

シャワーはついているのでさっと体を流してから入ったり、湯音を調整するのも簡単。

部屋にいる人専用なので缶ビール飲みながらでも、アイスを食べながらでも入ることができる夢のある設備です。

いやー、金持ちはこういうことをしているんですね。知らんけど。

部屋からは津軽海峡に浮かぶ漁船の漁火や函館山、市街地を見ることができたり(10月30日19時頃)

朝日が昇るのを見たりすることもできます(10月31日6時頃)

食事

湯の川温泉は食事なしプランで泊まれる宿も多いですが、今回は二食付きプランでも素泊まりと変わらないというセール価格だったので朝夕の食事付き。

レストランは2階。1階の階段前で受付をしてから上がっていきます。

席によっては海を見ながら食べることができるカウンター席もあります。1人旅でも安心。

夕食

まずは夕食です。夕食無しプランの人が多いのか宿泊者数に比べるとレストランは空いていました。

基本的に17時半からの90分と19時半からの90分で完全入れ替え制だそうですが、行ったときはお客さんが少ないので入れ替えは無しで、時間制限は目安程度でした。

まずは魚介コーナー。ズワイガニの足がありますね。左側には甘えび、ブリ、サーモン、マグロが並んでいました。大根のツマまで別盛であったのは初めてかも。

ストウブで作られた煮物系。知床さんもも肉や十勝産マッシュルーム、駒ケ岳の豚肉など北海道産の食材に手をかけた美味しい料理が並びます。

ライブキッチンエリアには塩ラーメンや焼き魚、ステーキ、ザンギなど。

焼き魚はシシャモの干物とイカの一夜干し。

スイーツやデザート類は普通かなぁ。

で、一回目にとったもの。帆立の貝焼きにステーキにアクアパッツァに。

秋なので舞茸のご飯もありました。汁物も鉄砲汁か函館産ほっけのつみれ汁かで迷いましたが鉄砲汁に。

何度目かのお替り。最終的におかずはイカの一夜干しとシシャモばかり食べていました。

イカも昔に比べて高くなったし、シシャモは今や超高級品である日高産だし。

ご飯はななつぼし。汁物は函館産ほっけのつみれ。ご飯のお供に数の子がゴロンと入った松前漬け。写真は地味ですが自分で揃えると結構なお金が飛んでいく高級品が並んでいます。

手の込んだ料理も美味しいのですが、自分で買うと高いものばかり選んでしまう。。。

特におすすめするのは、日高産シシャモ、イカの一夜干し、帆立の貝焼き、帆立のマリネ、ほっけのつみれ汁、煮つぶ、鴨と野菜のロースト、魚介のタルタル焼き、タラの煮つけあたりでしょうか。

朝食

夕食と同じ会場で通常は6時45分から1時間と8時から1時間の完全入れ替え制。とはいえ自分たちが泊まった時は閑散期なので時間指定なしでした。

夕食をたくさん食べたのであまり食欲がない朝ごはんになりました(^^;

まずは函館朝食おなじみのイクラ。ちゃんとマス子いくら醤油漬けと明記されているのが好感をもてます。函館でも鮭のイクラを使えているホテルはそうそう多くありません。

朝食の刺身はサイコロ上に切られたマグロとサーモン、タコ、イカなど。しらすやとろろのトッピングも充実しています。醤油もがごめ昆布醤油と通常のものの二種類用意。

良いホテルは調味料にもこだわりを感じますね。

タラコや北寄貝のサラダ、以下の塩辛、温泉卵。

朝のストウブ料理はポークカレーに玉ねぎのグリル、ジャガイモのロースト、スペアリブ、豚ジンギスカン。夜と同様に道産の食材がメインです。

豚、ジャガイモ、玉ねぎとポークカレーに入れることを想定したラインナップですね。

夜に飲みすぎた人用?のお茶漬けコーナーもあり。

海鮮丼の刺身を入れて海苔や三つ葉をトッピングして出汁をかけて食べるのもアリ。

1回目。

普通のホテル朝食のようにソーセージやスクランブルエッグ、ベーコン、焼き魚もあります。

他にもカニのかまぼこや鶏もも肉とキャベツの炒め物、タラのマリネなど。

2回目。

ポークカレーにお茶漬けにパンケーキにコーンスープと、かなりとっちらかっています(^^;

朝食のおすすめは海鮮丼とポークカレー、ベーコン、タラのマリネかな。

ご飯のお供コーナーは朝夕ともに美味しいものが揃っていましたが、おなかに余裕が無かった(^^;

温泉

温泉大浴場は7階にある展望風呂と4階にある庭園露天風呂の二か所を男女で入れ替えて利用します。

泉質はどちらもナトリウム・カルシウム-塩化物泉。

写真は7階展望大浴場。チェックインしてから夜まではここが男湯になります。翌朝は女湯。

チェックインしてすぐなので誰も居ません。ガラス越しに海が広がっていて綺麗です。

洗い場は衝立があるタイプが12ほどあったかな。大きな浴槽の他にツボ湯、ヒノキ風呂、水風呂、サウナがあります。

当日の日の出、日の入時間がサウナの上に書かれているのでそれを目安に入るのも良いかもしれません。

こちらは脱衣場横の湯上りスペース。ここも海が見渡せて良いですねぇ。

総括

口コミでは部屋の老朽化が否めない点で結構シビアに書かれていましたが、それを気にしない人であれば大満足できる宿だと思います。

露天風呂自体が小さいとはいえ、露天風呂付き客室としては通常でも1泊2食18000円なので相当低価格な方だと思います。この金額なら大満足かと。各旅行会社のクーポンを使うと今回のように二人で25000円ほどになることもありますし。

食事も満足。北海道のホテルは食材のおいしさに頼ったビュッフェが多いのですが、さすがホテルの威信をかけた料理で戦いを繰り広げている函館ですね。特に夕食は美味しかったです。

また泊まりたいホテルです。

じゃらん宿泊予約サイト:平成館 しおさい亭

楽天トラベルの宿泊予約サイト:湯の川温泉 平成館 しおさい亭

参考リンク:http://www.shiosai-tei.com/